桑の葉の効果-糖尿病と血糖値

桑の葉の糖尿病予防効果データ

桑の葉に期待される効果の一つ糖尿病の予防について調べました。

桑の葉特有成分1-デオキシノジリマイシン(DNJ)が糖質の吸収を穏やかに

桑の葉効果-糖尿病

桑の葉が糖尿病の効果が期待されるのは、桑の葉だけが持つ特有成分「1-デオキシノジリマイシン」です。普段、私たちがご飯などの食事から摂った糖質(ブドウ糖)は、小腸壁でαグルコシダーゼという酵素と結びつき、体内に吸収できる形に分解されます。

1-デオキシノジリマイシン(DNJ)ブドウ糖と構造が大変よく似ているため、ブドウ糖よりも先にαグルコシダーゼと結びつき、本物のブドウ糖が来ても働けないようにし、糖分は吸収されずにそのまま小腸から大腸へ送られていきます。
1-デオキシノジリマイシン(DNJ)の結合は、ブドウ糖の吸収を全て阻害するわけではなく、ゆっくりと吸収されるようになる特徴があり、食後の血糖値の急上昇が抑えられ、糖尿病の予防や改善に効果を発揮します。

桑の葉の血糖値 データ

桑の葉の効果は糖尿病の予防や食後の血糖値上昇の抑制作用,高血圧の改善,中性脂肪値を下げるなど様々な実験データが存在します。今から10年以上も前にはすでに、第23回肥満学会で、桑の葉の糖分の吸収を抑える作用は、医薬品とした販売されている糖吸収抑制薬とほぼ同等の効果があると発表されています。

糖尿病患者に対する臨床試験
対象者 糖尿病患者9人(ヘモグロビンA1c平均7.6)
試験方法 プラセボ二重盲検法
摂取量と期間 桑の葉1.8gを食前〜食後に1日3回摂取。期間は2〜4ヶ月。
試験結果 9人中6人のヘモグロビンA1cの値が6.3まで低下。

 

空腹時血糖値のデータ
対象者 空腹時の血糖値が102-147mg/dlの10人。
試験方法 ここ最初の4週間桑の葉を摂取。 数週間、間隔を空けてプラセボを4週間摂取
摂取量 桑の葉1.8gを食前〜食後に1日3回。プラセボも同量
結果 桑の葉を4週間摂取した後、空腹時の血糖値変化率が有意に下がった。

桑の葉を摂取する際に注意する事

桑の葉効果-糖尿病

現在までに桑の葉の副作用や健康被害はありません。しかし、糖尿病の治療で薬を服用している場合は、かならず医師に相談うえ使用してください。お子さんや妊婦・授乳中の方に対するデータはありませんので控えたほうがよいでしょう。

また、桑の葉は特に明確な摂取量の基準はありませんが、臨床試験では1.8g程度の桑の葉が使われていることが多いようです。桑の葉は短期的な摂取では効果が期待できません。長期間摂取できる方法として青汁やお茶など信頼できる商品を選びましょう!!

桑の葉の学術データ

桑の葉で糖尿病対策

糖尿病モデルマウスに桑の葉5%を添加した餌を与えたところ、糖尿病の発症率を有意にすることがわかりました。また、桑の葉2.5%を添加した餌を与えた場合も糖尿病の発症率の減少傾向がみられました。

※「日本栄養・食糧学会誌」
さらに、日本赤十字社和歌山医療センターで実施された実験データでは、糖尿病予備軍(空腹時血糖値102〜147mg/dl)の方10名に桑の葉とプラセボ(偽薬)1.8gを1日3回、食前・食後のどちらかに摂取したところ、4週間の実験で空腹時血糖値を低下させることがわかりました。変化率は上下5%前後。

 

 

 

 

 

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